2011-02-20
シャンソン歌手ダミアで有名な「暗い日曜日」は世界の放送禁止曲第1号である。
当時登場したラジオで流れて、聞いた「苦悩する人たち」が何百人、ハンガリー人だけで157人、(ダミアのおかげでフランスのシャンソンと思われるコトが多いが、もとはハンガリーの曲)コロコロ自殺しちゃったからである。
失恋ソングである。失恋が人の心ふり絞るものであるというのは万国共通であるらしい。
暗い日曜日(日本語訳歌詞)
暗い日曜日
両腕に花をいっぱい抱えた
私は私達の部屋に入った
疲れた心で
だって、私にはもう分っていたのだ
あんたは来ないだろうと
そして私は歌った
愛と苦しみの歌を
私は一人ぼっちでいた
そして声を殺してすすり泣いた
木枯らしがうめき叫ぶのを聞きながら
暗い日曜日
苦しさに耐えかねたら
私はいつか日曜に死のう
生命の蝋燭を燃やしてしまおう
あなたが戻ってきたとき
私はもう逝ってしまっているだろう
椅子に座ったままで
目を見開いて
その瞳は
あなただけを見つめている
でも、どうか怖がらないで
私はあなたを愛しているのだから
暗い日曜日
今にして思うと「え、これで自殺者数百人?」な歌詞なのだが、映画の黎明期、こちらに向かって走ってくる蒸気機関車の映像に、客席の人々は悲鳴を上げて逃げ出した。
ポケモンでアワ吹いた子供も続出したし。
新しい表現の刺激性に対応する受け手の「人間」側は、「慣れる」まで無垢なものだ。
私はいまだに3Dに対応できないでいる。(生理的に気持ち悪くないか?、あれは。)
それはともかくとして、久しぶりに昼まで眠って、昨日の残りモンで遅すぎる朝食を食べ。
長野のお義母さんから
「体は大丈夫だし、そっちも忙しいだろうから、無理して来んでいいだでね。」
と牽制されてしまい、はぁ、向こうがうわて。
久々に自堕落な日曜日を迎え、なんだか久しぶりすぎて落ち着かない、貧乏性の私。(笑)
窓の外はどんよりと曇って、「暗い日曜」である。
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